2021年3月、メルペイはMastercard加盟店で利用できるバーチャルカードの提供を開始しました。
メルカリアプリのアイコンなどで知った方もいるかもしれませんが、詳細についてはよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、バーチャルカードとは何か、またメルペイのバーチャルカードの発行方法や使い方について紹介します。
「メルペイ」について知りたい場合はこちら
バーチャルカードとは
バーチャルカードとは、決済に利用できるカードの一種で、インターネットのみで利用できることが大きな特徴です。
「バーチャル(仮想)」という名前の通り、実体のあるカードではないため、街の実店舗で利用することはできません。
インターネット上では、普段通販サイトでクレジットカードで商品を購入する時と同じように、16桁のカード番号とセキュリティコード、有効期限を入力して利用することができます。
メルペイのバーチャルカード概要
機能概要
まず前提として、メルペイのバーチャルカードの利用には、「アプリでかんたん本人確認」および「メルペイスマート払い」の設定が必要です。(「メルペイスマート払い」は18歳未満の方は利用できません。)
それらが済んでいれば、メルペイのバーチャルカードはメルカリのアプリ上で即時発行できます。
バーチャルカードのため実体のあるカードが手元に届くわけではなく、ECサイト決済に利用できるカード番号がアプリ上で発行される仕組みです。
入会金や年会費は無料です。
「メルペイスマート払い」の利用限度額の範囲内でオンライン決済に利用することができます。
また、万が一の場合にはメルカリアプリ上で簡単に利用停止することが可能です。
使えるお店と使えないお店やサービス
メルペイのバーチャルカードは、Mastercardのオンライン加盟店でカード決済として利用できます。
Mastercardは国際ブランドとしてシェアも高く、多くのECサイトで利用できます。
ただし、メルペイのバーチャルカードは以下のお店やサービスでは利用できません。
- 海外のWebサイト
- 交通系ICカードへのチャージ
- 公共料金の支払い
- 月額、継続契約の支払い
- 街のお店(実際の店舗)
- メルカリ内での購入
他にも一部のお店や購入する商品によっては利用できない場合があります。
カード発行の流れ
メルカリアプリの中の、「メルペイ」画面の「ネットのお店で決済」を選択します。
すると、バーチャルカードの簡単な説明や使い方が表示されます。
その表示を閉じればすぐにバーチャルカードが有効化されます。
難しい設定は一切なく、ほぼ自動的に発行されるような仕組みです。
それと同時に、メルカリに登録しているメールアドレス宛にカードが有効化された旨の通知が届きます。
カードの利用方法
一度有効化すると、次回からは「ネットのお店で決済」をタップしパスコードを入力するとバーチャルカードが即座に表示されます。
ネットショップでは支払方法を登録する画面でクレジットカードを選択し、バーチャルカードに表示される16桁の番号、有効期限、名義人、セキュリティコードを使用し決済します。
セキュリティコード以外はタッチしてコピーできるようになっています。
名義人は個人の名前ではなく、一律で「MERPAY MEMBER」と設定されています。
バーチャルカードで決済すると、「メルペイスマート払い」の利用限度額から引かれる仕組みになっています。
「メルペイスマート払い」は月末締めで、翌月末日までに清算する方法です。
他社のバーチャルカードには前払い式のものも多いのですが、こちらは現在のところ後払い専用となっています。
まとめ
メルペイのバーチャルカードについて紹介しました。
昨今は新型コロナウイルスの影響もありオンラインショッピングの利用ニーズがより一層高まっています。
メルペイは以前からネットショッピングでの利用も可能でしたが、ごく一部のECサイトに限られていました。
このバーチャルカードにより、従来より格段に幅広いECサイトでメルペイを利用することが可能となります。
ますます進化していくメルペイ、ぜひ自分に合った方法でご活用してみてください。
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