【初心者向け】メリット沢山のキャッシュレス決済を活用!デメリットも

キャッシュレス

キャッシュレス決済で買い物をすればメリットがあると聞くけれど、現金主義の方は「何が得なのかよく分からない」「スマホの操作に自信がない」「デメリットがないか不安」と諦めてしまっていませんか?

要点さえ押さえれば、意外と簡単・便利に取り入れることが可能です。

近年キャッシュレス化が急速に進みつつある日本ですが、実際にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

この記事ではキャッシュレス決済の動向や特徴、メリット・デメリットについて紹介します。

時代は現金主義からキャッシュレスへ

キャッシュレス決済は、日本でも以前から活用されてきました。

例えば、クレジットカードやデビットカードを始めとする銀行口座と連携した決済手法はキャッシュレス決済の先駆けと言えます。

また、電車に乗るときに使うSuicaやICOCAなどの電子マネーもキャッシュレス決済です。

しかし、日本のキャッシュレス決済の比率は2019年の時点でわずか2割程度となっており、まだまだキャッシュレス後進国といった状況でした。

その後2019年10月から消費税引き上げと同時に、「キャッシュレス・消費者還元事業」が政府主導により2020年6月まで行われ、キャッシュレス決済利用率を引き上げるための足掛かりとなりました。

コロナで活用が拡大

2019年当初は、ポイント還元目的にキャッシュレス決済を活用した方が多く、若年層を中心に利用が広がっていきました。

ですが新型コロナウイルスが蔓延した2020年4月以降は、現金の受け渡しによる接触を回避できる手段としても、キャッシュレス決済が活用され始めました。

キャッシュレス決済では、カードやQRコードなど通信により決済を行えるため、財布から小銭を取り出したりお釣りを受け取ったりする際の接触による感染拡大を回避できるというメリットが注目された訳です。

それまでキャッシュレスの利用が少なかった中高年世代にも、感染防止という観点からキャッシュレスの活用が広がりました。

キャッシュレスはポイントが貯まる

キャッシュレス決済にはポイント還元が受けられるサービスが多数存在しています。

例えば、ポイント大幅還元キャンペーンで一気に利用者を増加させたPayPay(ペイペイ)では、一時期のような高還元率ではありませんが、通常で0.5%のポイント還元があり、条件によっては1.5%の還元が受けられます。

このように、キャッシュレス決済では、現金決済では得られないポイント還元を受けることができるのと同時に、コロナの感染拡大防止対策にもなるので、積極的に利用するメリットは大きいと言えるでしょう。

現金を持ち歩かなくてよい

カードやスマホがあれば、財布に現金を入れて持ち歩かなくてよくなります

荷物の少ない人なら手ぶらや小さいバッグで外出できるので、利便性が向上します。

また、現金の取引で発生する手数料からも解放されます。

手持ちの現金がなく急遽ATMでお金をおろした経験はありませんか。

コンビニや時間外のATMなどで数百円の手数料が掛かってしまうことを考えると、現金をおろすという行為はできるだけ避けたいものです。

またネットショッピングを現金で決済しようとすると、代引手数料や振込手数料などが発生します。

キャッシュレス決済ではそのような様々な手数料を払わずに済ませられるというメリットもあります。

キャッシュレスのデメリットとは?

メリットの大きいキャッシュレス決済ですが、デメリットにはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。

  • 停電や通信障害が起きると使えない可能性がある
  • お金を使っている感覚が薄れて使いすぎる恐れがある
  • お店によって使えるキャッシュレスサービスが異なる
  • 不正利用や詐欺などのトラブルが起こりうる

キャッシュレスには様々なメリットがありますが、デメリットもあります。

十分に理解した上で、キャッシュレス決済を上手に利用していきましょう。

キャッシュレスの主な形態

キャッシュレスの支払い手段としては、以下のようなものが挙げられます。

前払い方式
(プリペイド)
即時払い方式
(リアルタイムペイ)
後払い方式
(ポストペイ)
キャッシュレス
サービス例
電子マネー
(交通系・流通系)
・デビットカード
 (銀行系他)
・モバイルウォレット
 (QRコード等)
クレジットカード
(ICカード等)
特徴利用金額を事前にチャージリアルタイム取引後払い
主な支払い方法タッチ式・スライド式
 読込式
・カメラ/スキャナ読込式
 タッチ式
スライド式
読込式

キャッシュレス支払い手段は、事業者や消費者のニーズによって多様化しています。

スマホアプリやインターネットを活用する支払いサービスも増えており、今後の支払い方法に更なる変革をもたらす可能性もありそうです。

コロナ時代における支払い方法の変化

コロナ蔓延以降、支払い方法の中で最も利用が増えたのは「スマホ決済」です。

特にQRコードやバーコード式の利用が大きく増え、次いでタッチ式の利用となっています。

デビットカードも随分と普及し、クレジットカードの利用者もより増えました。

キャッシュレス決済が軒並み利用が増えているのに対し、現金の利用は確実に減っています。

まさに時代は現金主義からキャッシュレスへ進んでいると言えるでしょう。

まとめ

日本はキャッシュレス決済の比率を高めるべく、キャッシュレス化に向けた動きを活発化しています。

キャッシュレス決済に不安を感じたり抵抗のある方もいるかもしれません。

しかし消費者にとっての利便性はもちろん、感染拡大防止の観点からも、キャッシュレス決済は今後も更に普及していくと考えられます。

キャッシュレス決済には前払い、即時払い、後払いの3種類があるため、それぞれの特徴を知り、自分に合うものを使い分けていきましょう。

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