マクドナルドの『モバイルオーダー』をご存知でしょうか。
使いこなしている方もいるかもしれませんが、「何それ?」という方や「名前は知ってるけど何だか面倒くさそう」「使ってみたいけどやり方がよく分からない」という方も多いのではないでしょうか。
この度モバイルオーダーを利用してみたので、使い方や利用して感じたメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
※2021年6月7日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2022年9月27日に再度公開しました。
モバイルオーダーとは
モバイルオーダーとは、スマートフォンで商品の注文や支払いができるサービスのことです。
マクドナルドでは2019年からモバイルオーダーがスタートしています。
公式アプリやサイトから手続きすることで、レジに並ばずに自分のペースで簡単に注文・受け取りが完了します。
店内飲食でも持ち帰りでも利用することができます。
並ぶ時間や待ち時間が減ることで密を避けることができ、店員さんとの会話も最小限で済むことから、人との接触が気になる昨今にもマッチしているといえるでしょう。
使い方
それではマクドナルドのモバイルオーダーのやり方をご説明します。
今回はマクドナルドの公式アプリから、店内で飲食する際に利用しました。
モバイルオーダーの画面にいく
公式アプリを起動して、右下にある「オーダー」のアイコンをタップします。
(別途メニューやクーポンの画面からモバイルオーダーに進むこともできます。)

利用する店舗を選ぶ
注文する店舗を、名前や地図から検索します。
位置情報をオンにすれば現在地から近い店舗を表示することもできます。
また一度モバイルオーダーを利用すれば、「周辺の店舗一覧」に「前回ご利用の店舗」も表示されるようになります。

商品を選ぶ
受け取り店舗が決まったら、商品を選択します。
単品でもセットでも1品からでも自由に選ぶことがき、アプリ上のクーポンも利用できます。


注文したい商品は「カートに追加」し、全て選び終わったら「レジに進む」をタップします。


利用方法と支払い方法を選び注文を確定する
商品の受け取り方法を選択します。
お店に向かう前にあらかじめオーダーしておきテイクアウトすることもできますし、店内で利用する場合はカウンターで受け取るかテーブルへ持ってきてもらうか選ぶことができます。
今回はお店の席で注文し、テーブルまで届けていただきました。

支払い方法は次の中から選択します。
- PayPay残高払い
- d払い
- 楽天ペイ
- au PAY
- LINE Pay
- クレジットカード
- Apple Pay(iOS版アプリのみ)

クレジットカードは、VISA・MasterCard・JCB・Dinersに対応しています。
クレジットカードは一度登録すれば次回以降は入力の手間なく利用できます。

あとは注文内容を確認し、「注文を確定する」をタップします。

テーブル番号を入力する
店内利用でテーブル受け取りの場合は、テーブルについているモバイルオーダー用の番号を画面に入力し、「受け取りに進む」をタップします。


そして必ず席を確保してから、「決済確定・商品を作り始める」ボタンを押します。


これで注文が確定します。
商品が来るまではお手洗いなどで席を外さないようにしましょう。
注文が確定するとレシートの代わりにメールで領収書が来ます。

商品を受け取る
注文通り店員さんが商品を席に運んでくれました。
アプリでホーム画面に戻ろうとすると受け取りについて訊かれるので、「商品を受け取りました」をタップし完了します。


メリット
実際に利用してみて感じたモバイルオーダーのメリットをご紹介します。
席で注文できる
通常だと席を確保してからカウンターに戻るところ、そのまま座って注文できるのは楽だと思いました。
混んでいるときにもレジに並ばなくてよいので快適です。
テーブルにお届けを選べば、いくら追加注文しようが席から動くことなく完結できるので面倒くさがりな人にもおすすめです。
店員さんと話さなくてよい
今はカウンターだとアクリルパネルなどがあり、注文をするときにもお互いの声が聞き取りづらいことが多いです。
ハッキリ話しているつもりでも聞き返されたり、オーダーしたものと違うものが提供されることもあります。
モバイルオーダーなら話さなくてよいため聞き間違いもなく、ストレスフリーに注文できます。
モバイルオーダー限定クーポンがある
モバイルオーダー特典として、「プレミアムローストコーヒーM」のお得なクーポンがあります。
通常価格150円が、クーポン利用で何度でも100円になります。
アプリの通常のクーポンだと120円なのでそれよりも安い価格です。
毎回コーヒーを注文する私にはとても嬉しい特典で、これだけでもモバイルオーダーを使う価値があります。

バーチャルカードが使える
バーチャルカードはインターネット上のみで利用できるカードで、プラスチックカードの発行はなく通常実店舗での利用はできません。
マクドナルドでも普通のレジでの支払いにはバーチャルカードは利用できませんが、モバイルオーダーなら利用することができます。
支払い方法でクレジットカードを選び、カード番号等を入力すると登録できます。
私はメルペイのバーチャルカードを発行しているので、モバイルオーダーで使えるのは発見でした。
メルペイのバーチャルカードについてはこちらの記事もどうぞ→→メルペイがバーチャルカードの提供開始 発行方法や使えるお店
デメリット
次にモバイルオーダーのデメリットや注意点についてご紹介します。
dポイント・楽天ポイントはd払い・楽天ペイでしか貯まらないし使えない
マクドナルドの通常のレジでは支払い金額に応じたdポイントもしくは楽天ポイントが付与されますが、モバイルオーダーでは原則としてポイントが付きません。
決済画面でdポイントや楽天ポイントを使うことができず、商品を受け取る際にdカードや楽天カードなどを提示してもポイントは貯められません。
ただし、支払い方法にd払いを選択すればdポイントを、楽天ペイ(楽天カード・楽天ポイント・楽天キャッシュでの支払いに限る)を選択すれば楽天ポイントを貯めたり使ったりすることはできます。
IDが使えない
通常のレジでは支払い方法としてIDが利用できますが、モバイルオーダーでは利用できません。
モバイルオーダーの支払い方法はPayPay・d払い・楽天ペイ・au PAY・LINE Pay・クレジットカードからの選択となります。
電子マネーのID・楽天Edy・WAON・nanacoなど、またSuicaやICOCAなどの交通系電子マネー、そして現金は使用できないため注意が必要です。
株主優待券が使えない
株主優待券や紙のクーポンはモバイルオーダーでは利用できません。
お持ちの方はカウンターでの利用となりますので注意してください。
細かい注文には対応しきれない
モバイルオーダーでは、メニューのカスタマイズ(ピクルス抜きなど)は可能ですが、どんな注文でも対応してくれるわけではありません。

バーガーなどの商品ではカスタマイズをタップして「ピクルスなし」「マスタードなし」などのカスタマイズを指定できます。
ただし、カスタマイズに対応していない商品もあります。
たとえばドリンクの「氷抜き」やポテトの「塩なし」などはモバイルオーダーでは利用できません。
私の場合、カウンターで注文するときにはお水を一緒に頼むのですが、モバイルオーダーではそれができません。
またコーヒーはブラックで飲みますが、モバイルオーダーでは砂糖とミルクの有り無しを選べないため付いてきてしまいます。
お水や砂糖ミルクなどは商品を受け取るタイミングで言えばまだ何とかなりそうですが…。
注文にこだわりのある方はレジで注文するほうがよいかもしれません。
まとめ
マクドナルドのモバイルオーダーの使い方と、メリット・デメリットについてご紹介しました。
使ってみた感想としては、とにかく楽です。
店内利用の場合、席さえ確保すればあとはレジがどれだけ混雑していても並ばなくてよいのでストレスもありません。
モバイルオーダーは下記のような方には特におすすめです。
- 行列に並びたくない
- 席から動きたくない
- 店員さんと会話するのが苦手
- 密や人との接触を避けたい
- コーヒーを注文する
- 決済手段が自分に合っている
マクドナルドへ行く際はぜひモバイルオーダーの便利さを体験してみてください。
参考になりましたら幸いです。
コメント