メルカリでの取り置きのやり方 テンプレ例文もご紹介

フリマアプリ

メルカリで自分が出品している商品に対して、「1週間のお取り置きは可能でしょうか?」「来週までには購入できるので取り置きをお願いできますか?」など、コメントで取り置きの依頼をされたことはありませんか?

「頼まれたものの、取り置きってどうすればいいの?」「そもそも取り置きってアリなの?」「取り置きを断りたいけど何て言えばいいんだろう?」など、対応の仕方に悩みますよね。

この記事ではそんな【お取り置き】についての様々な疑問を解消します。

取り置きを断る場合・承諾する場合両方の対応方法とテンプレート的例文もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事で分かること

  • 取り置きのリスクや問題点について
  • 角を立てない取り置きの断り方と例文
  • トラブルにならない取り置きのやり方と例文
  • 取り置きを依頼されにくくする方法

なぜ取り置きを依頼するのか

購入者がすぐに購入できない場合に、商品の取り置きができないか出品者に相談することがあります。

すぐに購入できない理由の多くは手元に資金がないからです。

「次のお給料日まで取り置きたい」「メルカリの売上金が入るまで取り置きたい」など、手元にお金が入るまでに他のユーザーに購入されてしまうことを防ぐために取り置きを依頼します。

メルカリで取り置きは禁止?

メルカリは取り置きを禁止している訳ではありません。

ただし公式なルールとして認められてはおらず、推奨はされていません。

メルカリでは最初に購入した人と取引を行うことが原則のため、もし取り置きの約束をしていたとしても別の方が商品を購入することも可能です。

取り置きの相談に応じることは構いませんが、別の方が先に購入する可能性があることをお相手が理解・了承していないと、トラブルになることもありえますので十分注意しましょう。

取り置きにはどんなリスクがある?

メルカリで取り置きをお願いされ承諾した場合にはどんなリスクがあるのでしょうか。

考えられる事例をご紹介します。

キャンセルされる

取り置きは公式ルールではなくあくまで口約束程度のものなので、取り置きを依頼した方が必ず購入してくれる保証はありません。

キャンセルをしても特に罰則を受ける訳ではないため、約束を守ってくれない人もいます。

取り置きを依頼してきた人に強制的に商品を購入させる仕組みはないため、キャンセルしたいと連絡があれば出品者はそれを受け入れるしかありません。

連絡なく音信不通になる

取り置きキャンセルの連絡があればまだよいほうで、中にはキャンセルの連絡すらないことも普通にあります。

購入してくれず連絡も取れないとなっては、取り置きをしていた期間が完全に無駄になり販売機会を逃すことになります。

取り置きを依頼する人の中には、より安い商品・より気に入った商品を探す間のキープという感覚の方もいるため注意が必要です。

他の人に購入されトラブルになる

メルカリでの購入は原則早い者勝ちなので、取り置きしていた商品を他の方が購入してしまうこともあります。

購入した方は何も悪くはないのですが、取り置きを依頼したユーザーが横取りされたと腹を立て、他の商品のコメント欄などからクレームを入れてきたり嫌がらせを行うおそれがあります。

取り置きの断り方と例文

取り置きには上記のようなリスクもあるため、お断りすることがトラブルの回避策でもあります。

取り置きはメルカリの原則にはない独自ルールのため、何かトラブルが起こってもメルカリは介入してくれず自己責任となります。

そしてメルカリの公式ルールではありませんので、もちろん断ることが可能です。

その場合は下記のように断るとよいでしょう。

出品者
出品者

例①

お取り置きはお受けしておりませんので、ご購入可能な際によろしくお願いいたします。

出品者
出品者

例②

お取り置きはメルカリ非推奨ですので申し訳ございませんができかねます。

もし購入いただけるときまで商品が売れていなければ、そのときはよろしくお願いいたします。

取り置きの仕方と例文

取り置きについて色々とネガティブなことを書きましたが、もちろん約束通り購入してくれて取り置きに感謝してくださる方もいます。

出品者にとってはあまりメリットのない取り置きですが、丁寧に頼んでくれて評価もよい方だと、取り置きしてもいいかなという気持ちになることもあると思います。

リスクを確りと理解した上で取り置きを承諾しようと思う場合には、トラブルにならないよう対策を打つことをおすすめします。

対応方法をご紹介しますので、自己責任にはなりますが参考にしてみてください。

他の人が購入する可能性を説明しておく

メルカリはあくまで最初に購入した方と取引をするのが原則ですので、取り置きの約束をしていても他の方が購入される可能性もあります。

逆恨みなどのトラブルを防ぐためにもそのことを確り説明しておきましょう。

出品者
出品者

承知いたしました。

では△月△日まで〇〇様のお取り置きとさせていただきます。

商品名・商品の説明にお取り置きであることを記載いたしますが、メルカリの原則に基づき万が一別の方に購入されてしまった場合にはご容赦ください。

専用出品にする

取り置きをする場合、他の方が購入することを防ぐため専用出品にすることが多いです。

専用出品とは、商品のタイトルや画像に「〇〇様専用」といった記載をすることを指します。

商品ページを編集し取り置き依頼者の名前を入れることで、他のユーザーが購入する可能性を低くします。

商品説明に取り置き中であることを書く

商品説明文の初めなどに、「※こちらの商品は△月△日まで〇〇様のお取り置きとしております。よろしくお願いいたします。」と記載しておきます。

取り置きしていたのに購入されない場合はいつまで待てばよいのか分からないため、何日までと期限を決めて伝えておくことで被害を抑えることができます。

お相手が提示する購入可能日にもよりますが、期限が長いほどリスクが高まるため1週間を目安にしておくとよいでしょう。

まとめ&取り置きを依頼されにくくする方法

メルカリで取り置きを依頼された場合のリスクや対処方法についてご紹介しました。

取り置きはメルカリの公式なルールではないため、トラブルを防ぐためにはお断りするほうが賢明かもしれません。

また取り置きを承諾する場合には、できるだけリスクを回避するための対策を行いましょう。

さらにテクニックとしては、商品説明にあらかじめ「取り置きお断り」と記載しておくのもひとつの手です。

対応に悩む取り置きを依頼されにくくなりますし、もし依頼されても断りやすくなりますよ。

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