メルカリは自分の不要品を気軽に販売できるありがたいシステムですが、沢山取引をしていると時に「こんなときはどうしたらいいの??」と思う出来事やトラブルにも遭遇します。
この記事では、“購入者から商品購入後にキャンセルを依頼された”場合の対応やキャンセルの手続きについて、私の実際にあった事例をご紹介します。
購入者都合でのキャンセル依頼がきた場合の対応のご参考になればと思います。
メルカリで購入者からキャンセルの依頼
私が出品していたのは、ブラウンの電気シェーバー「シルクエピル9」のアタッチメントです。
値下げ交渉のコメントが入り、応じると購入してくださいました。
そこまではよかったのですが…。
ご購入いただきありがとうございます!
商品は〇月〇日までに発送させていただきます、どうぞよろしくお願いいたします。
こちらはシルクエピル7でも使えますか?
!?
え、知らんし。そういう質問は買う前にしてよ😨
使えたらいいけど…ちょっと調べてみるか…。
あいにくシルクエピル7は使用したことがなく、説明書を確認したりネットでも色々調べてみましたが分かりませんでした…。
メーカーに問い合わせるのが確実かと思われます><
明日メーカーに問い合わせてみます。
もし使用できない場合はキャンセルできますか…?
今このやりとりしてる間にも機会損失してるし本当はキャンセルとかやめてほしいけど、しょうがないか…😢
はい、その場合はキャンセルで大丈夫です^^
それではお返事をお待ちしております。
問い合わせたらエピル7では使えないそうでした。
すみませんがキャンセルさせてください。
残念ですがそれではキャンセルさせていただきますね。
今後も色々出品して参りますのでまた機会がありましたらよろしくお願いいたします^^
使用できるか分からないけれどとりあえず購入したのか、購入してから自分の持っている型と違うことに気が付いたのかは分かりませんが、購入してからの質問やキャンセルはなるべくなら避けていただきたいところです。
商品ページにはタイトルにも説明文にも写真にも、型番とエピル9であることを記載していたので、見落としたり勘違いすることは考えづらいのですが…。
結局今回はこのようなやりとりで取引をキャンセルすることになりました。
今回のケースのポイント
今回の事例のポイントを簡単に整理すると次のようになります。
- 購入者は商品を購入している(支払いが済んでいる)
- 出品者は商品をまだ発送していない
- 購入者側の都合でのキャンセル依頼
- 出品者はキャンセルを承諾
このようなケースの場合には下記の手順でキャンセルを行います。
キャンセル申請フォームを利用する
購入者の取引画面にはキャンセルするためのフォームはありません。
そのため基本的には購入者から出品者へメッセージにて事情を説明しキャンセルの了承を得て、出品者がキャンセルの申請を行います。
※ただし、出品者が発送期日を過ぎても商品を発送していない場合には購入者の取引画面にもキャンセル申請フォームが表示されます。
出品者は、取引画面の下部にある「この取引をキャンセルする」という表示をタップします。
すると「キャンセルを申請する」というページになるため、該当するキャンセル理由を選択し、理由の詳細を入力します。
今回の場合は「購入者が誤って購入した」を選択しました。
理由の詳細には、なぜ取引をキャンセルすることになったかの経緯を明確に記載しましょう。
ここに記載した内容は購入者にも表示されるため、キャンセルに内心腹を立てていたとしても、更なるトラブルに発展しないためにも言葉遣いに注意して入力することをおすすめします。
今回のケースでは「購入者様が誤って商品を購入され、キャンセルしたいとの依頼があったため。」のような記載で大丈夫です。
そして理由の詳細の下にある2つの項目を確認し、チェックボックスをタップします。
最後に「キャンセルを申請する」ボタンを押せば申請は完了します。
取引キャンセルが完了したら
キャンセルを申請すると、取引相手の画面にはキャンセル申請が届いていることが通知されます。
ここで購入者がキャンセルに同意すると、無事キャンセルが成立し「取引キャンセル完了のお知らせ」が届きます。
商品の購入代金は支払い方法に応じて購入者に返金されるため、出品者は対応不要です。
また、同時に「取引キャンセルに関するご案内」も届きます。
こちらには、購入者都合による取引キャンセルと判断しため購入者へ注意の通知をしたことと、当該商品は公開停止中となっていることが記載されています。
商品を再び販売するには、通知に従って出品を再開する手続きを行います。
もし今回の購入者用に値下げをしていたり専用出品にしていた場合は、出品再開と合わせて編集画面で元に戻すとよいでしょう。
これで今回のキャンセルに関する対応は全て完了となります。
自己都合によるキャンセルは迷惑行為に該当する
メルカリのマナーガイド「取引における迷惑行為について」の中に「自己都合により取引をキャンセルすること」があり、赤字で「誤操作や必要なくなった等の理由で、購入者都合のキャンセルはお止めください。」と明記されています。
そして「迷惑行為を確認した場合、警告や利用制限を行うケースもありますので、十分ご注意の上、お取引いただきますようお願いいたします。」と記載されています。
メルカリでの購入は早い者勝ちですし、悪気はなくても時に商品ページの内容の見落としや勘違いをしてしまうことは誰にでもありえます。
やむ負えない理由があったり双方が合意した場合には今回のようにキャンセルすることもできますが、基本的にはキャンセルは迷惑行為であるということを認識し、自分の身を守るためにも写真や商品説明をよく確認した上で購入するようにしましょう。
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