引っ越しは、新生活への第一歩ですね。
しかし楽しいだけでは済まず、市役所・ライフライン・郵便・保険・金融機関など、さまざまな手続きが待っています。
この記事では、引っ越しの際に「いつ」「何を」「どこで」手続きすればよいかを、わかりやすくまとめました。
引っ越し前後で必要な手続き一覧【全体の流れ】
まずは、引っ越しに伴って発生する主な手続きを時系列で見てみましょう。
引っ越し前にやること(1ヶ月前〜前日)
- 賃貸の解約通知(契約書に記載の期日までに)
- 転出届(市区町村役場)
- 電気・ガス・水道の停止・開始連絡
- インターネット回線の解約・移転手続き
- 郵便の転送届
- NHK・新聞・定期宅配等の住所変更
- 学校・保育園の転校手続き(必要な場合)
- 引っ越し業者の手配
引っ越し後にやること(当日〜2週間以内)
- 転入届(新住所の市区町村役場)
- 住民票の異動
- マイナンバーカードの住所変更
- 運転免許証の住所変更
- 銀行・クレジットカード会社への住所変更
- 健康保険・年金関連の住所変更
- 各種ポイントカード・通販サイトの登録住所変更
- ペットの登録変更(飼っている場合)
【市役所での手続き】転出届・転入届・転居届の違いとは?
転出届(現在の住所の市役所)
基本的には引っ越す前に提出します。
届出期日は、転出することが確定してから引越しする日までです。
※すでに引越しが終わっていても届出はできます。その場合は、引越しをした日から14日以内に届け出てください。
【持ち物】
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証等)
- 印鑑(自治体による)
- 国民健康保険証(加入者の場合)
※他市区町村へ引っ越す場合は、「転出証明書」を受け取ります。
転入届(新しい住所の市役所)
引っ越し後14日以内に提出します。
【持ち物】
- 転出証明書
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証等)
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード(お持ちの場合)
- 年金手帳(国民年金第1号被保険者の場合)
転居届(同じ市区町村内での引っ越し)
同一市区町村内で住所が変わる場合に必要です。
転出証明書は不要。
【ライフライン】電気・ガス・水道の手続きは意外と忘れがち
電気
各電力会社のサイトや電話で停止・開始の連絡を行います。
スマートメーター導入済みの場合は立ち合い不要のケースもあります。
ガス
停止・開栓には立ち合いが必要な場合が多いです。
希望日時は早めに予約を。
水道
地域の水道局へ連絡。
インターネットで受付可能な自治体も増えています。
【忘れずに】郵便物の転送届・免許証・保険証などの変更も
郵便物の転送
郵便局に「転居届」を出すことで、旧住所あての郵便を1年間自動転送してくれます。
オンラインでも手続き可能。
運転免許証の住所変更
最寄りの警察署や運転免許センターで手続きができます。
【持ち物】:住民票または公共料金の領収書など
健康保険・年金
会社員の場合は勤務先へ報告を。
国民健康保険の方は役所で手続きが必要です。
【まとめ】引っ越し手続きは“早めの行動”がカギ!
引っ越しは、単なる荷物の移動ではありません。
役所の届出からライフラインの停止・再開、各種住所変更など、多くの手続きが関係しています。
特に役所関係の届け出は「期限」があるものが多いため、余裕をもって準備しておくことが肝心です。
以下のポイントをおさえて、スムーズな引っ越しを目指しましょう:
- 引っ越し前:転出届・ライフライン・転送届
- 引っ越し後:転入届・住所変更・各種登録
この記事を参考に、忘れ物のない引っ越し準備を進めてくださいね!
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